新大久保の歴史を知って不動産を探す

新大久保の歴史を知って不動産を探す

新大久保は新宿区にある大久保の地籍の一部に当たるエリアです。
国際色豊かなこのエリアについて、今回はどのような歴史を持っているのか、不動産屋さんが多く集まっているのはどのあたりかといった話題を中心に解説していきます。
この記事を読めばきっと、新大久保の沿革や不動産屋さんを探すのに便利なエリアが分かるでしょう。

新宿にあったセレブの街が新大久保

新大久保は、いきなり国際色豊かなエリアになったわけではありません。
もともと江戸時代には宿場町の近くで特に何もありませんでした。
しかし、大正期になってから旧大名家などの華族や実業家の住宅が立ち並ぶセレブの街へ変貌していったのです。
樹木に囲まれた閑静な住宅地として知られており、小泉八雲や島崎藤村といった有名作家や首相経験者、軍部の幹部などが住んでいました。
その隙間を縫うように庶民的な住宅地も立ち並ぶようになり、徐々に混沌とした街へと変貌していったようです。
不動産の用途も住宅街だけでなく町工場のような工業用地、商店街など多彩なものになっていったようです。
そのため、住民もセレブの子弟と貧困層の子どもが同居しているといった雰囲気でした。
しかし、戦争中に焼け野原となり、かつての住民は四散していきました。
そして混沌とした雰囲気のみが残って、新たな住民として中国や朝鮮といったアジア系の方々がやってきたという経緯があります。

新大久保の大久保通り沿いに不動産屋さんが集中している

新大久保の不動産屋さんが集中しているエリアとして大久保通が挙げられます。
新大久保駅をくぐるように通っている新大久保の目抜き通りのようなところで、東京都道433号神楽坂高円寺線や東京都道・埼玉県道25号飯田橋石神井新座線もクロスしています。
この沿線には多くの不動産屋さんが軒を連ねており、新大久保で不動産を借りたい場合や買いたい場合は、この通りを歩いて探すのがおすすめです。

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